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著者と読む『韓国の若者を社会的孤立から救う』

2025年の第一回オンラインセッションは、著者と読む『韓国の若者を社会的孤立から救う』です。韓国のSSIR-Kと日本のSSIR-Jによる東アジア地域のコラボレーション企画となります。

スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)では最高の研究と実践に基づく知識を探し出し、育成し、広めることで、ソーシャルイノベーションの分野を発展させ、教育し、刺激を与えることをミッションとして活動しています。

SSIRの日本版である私たちSSIR-Jは、社会課題の解決から生まれる「知」を公共財として捉え、国内外を繋ぐ「知の国際貿易港」として、ソーシャルイノベーションの知見を共有し、分析し、アップデートすることを目指しています。

今回のセッションでは、2024年にSSIR韓国が出版した記事「韓国の若者を社会的孤立から救う」(原題:Drawing Young People Out of Social Isolation in South Korea)の著者、そしてSSIR韓国の編集メンバー、専門家をお招きし、日本と韓国の視点から若者の孤独孤立というテーマを掘り下げます。90分のセッションでは、韓国からのメンバーとのディスカッションに加え、参加者同志でのグループ共有の時間なども予定をしています。

SSIR-Jでは知を深めるだけでなく、社会課題に対するイノベーションに高い関心を持つ、それぞれの個人が国や地域を超えて繋がり学び合う、そして勇気づけ合うインクルーシブなコミュニティを、皆さんと一緒に創りあげていきたいと思っています。

今回は韓国からのゲストと共に、リラックスした雰囲気でお届けします。
ご参加できるところから、是非お気軽にご参加ください!

参考記事:
①英語記事 ”Drawing Young People Out of Social Isolation in South Korea”
②日本語記事「韓国の若者を社会的孤立から救う」(2025年1月14日公開)

ゲストのご紹介:

ソ・ヒョンソン(Hyunsun Seo)氏は、韓国・漢陽大学の非常勤教授であり、SSIR-Korea編集長を務めています。韓国を代表する財団であるビューティフルファウンデーションでキャリアをスタートし、韓国における寄付文化や非営利組織経営に関する研究や出版物を制作しました。2014年に、社会変革のためのクリエイティブ・シンクタンクであるジンジャーTプロジェクトを設立。研究分野は、世代交代、ソーシャル・イノベーション、女性リーダーシップ、職場文化などになります。

キム・ヒョンジュン(Hyunjoong Kim)氏は、SSIR-Koreaのコンテンツ・マネージャーであり、インパクト・リサーチ・ラボの研究員です。彼はソーシャル・イノベーター同士のつながりを促進する「Cdot」でキャリアをスタートさせ、すべての人に開かれた社会への移行に関する研究にも参加しています。SSIR-Koreaのコンテンツ・マネージャーとして、韓国のソーシャル・イノベーション事例に関する記事を執筆しています。韓国のソーシャル・イノベーション・エコシステムに深く関心を寄せる研究者であり、持続可能な方法で小さな菜園を耕す都市農家でもあります。

チョ・ミンソ(Minsoo Cho)氏は、SSIR-Koreaのコミュニティ・マネージャーです。SSIRでキャリアをスタートさせ、ソーシャル・イノベーションに関する研究や業務に従事しています。SSIR-Koreaのコミュニティ・マネージャーとして、読者や漢陽大学の学生とコミュニケーションを取っています。

ピョ・ジョンファン(Jeongwan Pyo)氏は、インパクト・リサーチ・ラボ社の研究員です。同氏は、インパクト測定やインパクトコンサルティングなどの研究プロジェクトに携わってきました。また、論文「韓国の若者を社会的孤立から救う」の共著者でもあります。

キム・ヘウン(Haeun Kim)氏は、インパクト・リサーチ・ラボ社のCOOです。同氏は、これまでに数々のインパクト測定プロジェクトに携わっており、ソーシャルイノベーション、インパクト測定、インパクト投資、非営利団体に関する記事やレポートを執筆しています。

イ・チュンハン(Choonghan Lee)氏は、HAJAセンターのゼネラルマネージャーです。彼は、ニートの若者を対象としたソーシャルビジネス「ユズサロン」を設立し、韓国のニートの現状に関する著書『ニート、非労働社会に生きる若者(NEET, a youth living in a non-labor society)』を執筆しました。

イベント概要:
■日時:2025年1月23日(木)19:00〜20:30
■申込先・問い合わせ先:https://forms.gle/V1eGBxTLjY2NqgnK6
■申込期限:2025年1月23日(木)17:00
※準備の関係で可能な限り早めにお申込みいただけると幸いです。
■プログラム概要:
・該当記事の紹介
・著者やSSIR韓国メンバーとのディスカッション
・参加者同士でのディスカッション
■開催方式:Zoom(申込者に対してイベント前にアドレスを送付させていただきます。届かない場合は、お手数ですが、お問合せ欄よりご連絡ください。)
■参加費:無料
■参加条件:なし
■備考:当日の通訳ボランティア(無償)を募集しています。ご協力いただける場合は、上記「申し込み先・問い合わせ先」の「自由記述メッセージ」にその旨、ご記載ください。

参考:連携セッション
日本最大のファンドレイジングの祭典FRJ2025「課題解決の『知』の境界が溶ける世界」

高齢化や人口減少といった共通の社会課題を背景に、今、アジアにおいて国境を超えた課題解決のための「知」の連携が急速に進もうとしています。社会課題解決の最先端の知見と実践を発信する世界的専門誌「SSIR(スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー)」の韓国版ディレクターのHyun Shin氏が来日し、日本版副編集長の井川定一氏、日本のこども食堂の取り組みを牽引する湯浅誠氏とともに、SSIR日本版・コミュニティファシリテーターのエリクセン恵氏の進行で、水平的な連携が進むアジアの新たな潮流とその可能性をお届けします!

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