社会変化は個人の内面から始まる。
投稿者: SSIR-J
「誰もがチェンジメーカーになれる」は本当か
本書は既に拡大解釈されがちな概念をさらに拡大して捉えるものでありソーシャルイノベーションの世界を支配するヒーロー神話を強化している。
コミュニティ・オーガナイジングに「出し惜しみ」してはいけない
民主主義を蝕む政治的二極化と過激な思想に対抗するためにフィランソロピーはコミュニティ・オーガナイジングに出資すべきである。
「地元の人の意見」を聞くことが民主主義に反するとき
カリフォルニア州の住宅危機問題の本質は地方自治体と地域コミュニティが持つ拒否権にある。
分断を超えたなめらかで豊かな未来創造
「未来学」というものとかれこれ30年ほど付き合ってきた。未来学とは、未来はどうなるのか(予測)、未来をどうしたいのか(ビジョン)についての学際的研究領域である。
Thoughts for Tomorrow(5):読書会と金平糖
手前味噌だが、僕は、SSIR-Jのコミュニティが主催する、オンラインの「読まずに読める」読書会が大好きだ。本や文章をはさんで、それぞれの距離感で、ゆるやかに自由につながっていく感覚がなんとも心地よいのだ。
市民主導の地域創生を牽引する4種のリーダーシップ:雲南市のまちづくりを支える「土・火・水・風」の人
日本のなかでも少子高齢化がいち早く進み国の25年先をいく「課題先進地」といわれてきた島根県雲南市。その地はいま、「課題解決先進地」として大きな注目を集め、移住者も後を絶たない。なぜ雲南市のまちづくりが注目を浴びるのか。魅力的で持続可能なまちづくりを可能にする4種のリーダーシップに着目し、考察する。
日本で最も自殺の少ない町から学ぶ都市のデザイン:「路地」と「ベンチ」が援助希求行動を促す
徳島県南端にある太平洋に面した海部町(現海陽町)は日本で自殺率が最も低いことで知られている。この町を対象とした研究から自殺の危険を抑制するコミュニティの特性が見えてきた。それらの社会実装に向けた試みを紹介する。
コミュニティ・エンゲージメントを高める6つの原則
社会課題解決においてデータを活用することには効率化とインパクトの両面で非常に大きな可能性がある。しかし結果を焦ってトップダウンで実施してはならない。なぜならコミュニティのエンゲージメントなくしていかなる施策も社会変革にはつながらないからだ。
都市型課題を解決するコラボレーション力の鍛え方
今日、都市は急を要する多数の社会課題に直面している。それらの解決のためには組織やセクターが垣根を越えて協力しながら取り組んでいかなくてはならない。都市が縦割りの慣習を取り払い問題の分析と解決のプロセスを加速させるツールやテクニックを紹介する。