社会変化は個人の内面から始まる。
「内なる自分」との対話
分断を超えたなめらかで豊かな未来創造
「未来学」というものとかれこれ30年ほど付き合ってきた。未来学とは、未来はどうなるのか(予測)、未来をどうしたいのか(ビジョン)についての学際的研究領域である。
わたしを変えてくれた本:つらい気持ちの中からポジティブな気持ちを引き出す「錬金術」
セルフ・コンパッションとは、本書の著者、クリスティン・ネフによれば「自分にやさしくする力」です。自分へのやさしさというと、甘えや弱さと結びつけて考えてしまいがちですが、セルフ・コンパッションは勇気や強さを引き出す「錬金術」のようなものだとネフは述べています。
わたしを支えてくれる本: 自分のなかに埋め込まれたリーダーシップの種
社会問題に挑む組織のリーダーを務めるなかで、自分が取り組まざるを得なかったことのひとつは、「いかに驕らないか」ということだった。現場が見えづらい国際協力においては、たとえば途上国に住み続けているだけで何気なく「すごいですね」と言われてしまうことがある。
わたしを変えてくれた本: 「わかりあえない」に差し込んだ光
「わかりあえない」とのつき合いは長い。対処方法も心得ている。わがままな要求や期待通りにならないことにも、若い頃のようにイライラしたり声を荒らげたりもせず、落ち着いて対応できる。どうしても受け入れ難い相手なら、距離をとって自分の心を守ることもできる。それがいままでのわたしのやり方だった。