テクノロジーがいくら発展しても、万人に老いや死は訪れる。だからこそ生命に対して向き合う必要がある。医師として臨床の場で常に感じていることは、「人が生きるとは何か」という根源的な問いだ。
投稿者: SSIR-J
環境正義を実現するコミュニティ主導型科学の可能性
科学者と市民が協働して科学を実践する市民科学において新たに注目されている領域がコミュニティ主導型科学だ。地域社会の問題について住民が科学者に支援を要請することから始まり住民生活の目に見える改善をインパクトとして重視する。自然災害、公衆衛生、環境汚染などの分野を中心に導入されているそのプロセスを通じてより民主的で公正な科学のあり方が模索されている。
Editor’s Note:科学技術とインクルージョン
誰も取り残さない科学テクノロジーのあり方とは
すべての政策に「社会的つながり」を取り入れる
COVID-19(新型コロナウイルス)によって人々の孤立はますます広がっている。しかしパンデミック以前から深刻な問題であり、人々の健康への悪影響は無視できないレベルになっている。社会的つながりを強化する3つのステップを提 […]
より公正なアウトカムをもたらす発注プロセス
特定の業務を発注するための提案依頼書(RFP)のあり方は、構造的に社会変革のための取り組みにとって逆効果となっている。より現地のコミュニティや現場のスタッフの力を活かせるようになるために、3つの改革案を提案する。 デボン […]
国際機関が市民からの支持を勝ち取る方法
なぜエリート層は、一般市民がNGO及びその取り組みを冷ややかな目で見ているのを理解できないのか。
変化の「プロセス」に光を当てる
社会的な活動において、その「アウトカム」が非常に重視されている一方でそれを起こす「プロセス」はあまり注目されてこなかった。ケーススタディから見えてきた、変化を起こすプロセスの原則と実践とは?
パフォーマンス測定の光と影
パフォーマンス測定は従業員が自分の仕事に価値を見出す後押しになる。
社会的企業が地域で成長する条件
社会的企業は、シリコンバレー・モデルから脱却することで地域社会により貢献できる。
わたしを変えてくれた本:つらい気持ちの中からポジティブな気持ちを引き出す「錬金術」
セルフ・コンパッションとは、本書の著者、クリスティン・ネフによれば「自分にやさしくする力」です。自分へのやさしさというと、甘えや弱さと結びつけて考えてしまいがちですが、セルフ・コンパッションは勇気や強さを引き出す「錬金術」のようなものだとネフは述べています。