人々の問題を解決するためにサービスを設計したのに、ユーザーから受け入れられない―この「善意の空回り」をどうすれば避けられるだろう? 「デザイン思考」は、丁寧な観察と深い洞察をもとにプロトタイピングを繰り返し、顧客の真のニーズに応える解決策を生み出す。複雑なニーズを紐解くソーシャルイノベーション分野で真価を発揮する、この方法論の活用法を示す。
解決手法
社会を動かすカーブカット効果: マイノリティへの小さな解決策から生まれる大きな変化
弱い立場に置かれている人々に特化した施策は、全体の利益を損なうわけではない。むしろ、マイノリティのための解決策が、社会と経済の両方に思わぬ波及効果を生み出すのだ。市民のゲリラ的なアクションがなぜ政策として国全体に広がったのか、それが政策形成における「公正性」と「公平性」にどう関わるのかを考える。
「わたし」から物語を始めよう
この本は、『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー』(SSIR)という、米国スタンフォード大学のビジネススクールから生まれた雑誌の数々の記事から、そのヒントとなる10本の論文を集めたものです。
ソーシャルイノベーションの再発見: 誰が未来をつくるのか
さあ、これからの「社会の変え方」を探す旅に出よう。今や、困難な問題を解決するために、いろんな人がいろんなチャレンジを行い、知見の探求も進んでいる。「ソーシャルイノベーション」の定義や解釈には幅がある。これまで注目された「社会起業家」や「社会的企業」と何が違うのか? 私たち1人ひとりが、どのように関わるのか? また実践に役立つ考え方とは何か? 具体的な方法論を探求する前に、改めて「ソーシャルイノベーションとは何か」について考えてみたい。
コラボレーションで生じる「わかりあえなさ」とどう向き合うか
互いの共通点と相違点を把握する
決定権限がある側と一般市民の「パワーの差」をいかに解消するか
これからの社会運動のあり方を考える
70~80点の短期的な成果を長期的なシステム変化につなぐには
利害が一致しなくてもともに前進する方法
当事者の声を守り「対等な連携」を進めるために何が必要か
支援対象者は弱者ではなく「力のある存在」
社会課題を解くための「共通言語」はAIでつくれるか
誰もが「ウィザード」になる世界へ
サイエンスと現場の「言語の壁」をどう乗り越えるか
複雑な問題解決にデザインの力を活かす












